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トヨタ自動車様との共同開発製品

トヨタ自動車様との共同開発製品

トヨタ自動車様との共同開発製品

クレーンアイやハンガーの事故を防止!
トヨタ自動車様との共同開発製品
トヨタグループの厳しい安全基準に即した製品【安全対策ハンガー】を開発いたしました。

安全対策ハンガー

ハンガーの特徴

  1. 首振り角度拡大で衝撃吸収
  2. やじろべえ方式で、落下を防止

クレーンアイの特徴

  1. ヒンジ式採用&ペアリング内蔵で動作がよりスムーズに!
    首振りを二方向にし、衝撃を吸収&負荷を軽減!

ライトクレーンの問題点

ライトクレーンの問題点

軽量レール(ライトクレーン)は通常、上部の部品にて構成されています。
短いタクトや激しい衝撃及び、経年劣化により「ハンガー」と「クレーンアイ」が特に損傷を受けることが多く、摩耗や破損によりレールが落下する事象が見受けられます。

ハンガー部分

ハンガーの吊り部分及び下部のスイベル部分が摩耗により抜け落ちることが多発しています。

ハンガー部分
摩耗により抜け落ちる

クレーンアイ部分

クレーンアイ部分

上部のようにほとんどのメーカーのクレーンアイ及びハンガーはボール形状の部品と抜板にて構成されています。
この部分がすり減ることにより、ボール部分が抜け落ちる現象です。

対策

トヨタ自動車(株)様と共同開発で、新たにハンガーとクレーンアイ(エンドトラック)を開発しました。

  • THG-220S

    ハンガー:THG-220S

  • THG-130S

    ハンガー:THG-130S

  • TRE6511

    クレーンアイ:TRE6511

従来品との比較

ハンガー

ハンガー

上図左側を「スイベル方式」と呼び、右側を「やじろべえ」方式と呼びます。
スイベル方式はすり減ると落下してしまいますが、やじろべえ方式はすり減っても落下しにくい構造にしました。

やじろべえ方式

ライトクレーンは衝撃を吸収するため、首振りする構造になっています。
スイベル方式はこの首振り角度が片側で6~7°しかないので、これ以上の衝撃がかかった際には部品の損傷につながります。

やじろべえ方式なら、首振り角度が片側で20°ありますので、衝撃の吸収性にも優れており、部品の損傷は少なくなっています。

ボ生技耐久試験結果

厳しい条件下で各製品の耐久試験を行っています。
また、公的機関による強度試験も行っており、安心して使っていただけます。

クレーンアイ:TREA6511 トヨタ自動車特許品 (特開2012-201427)

クレーンアイTREA6511

従来品はボール形状だったのに対し、ヒンジ式を採用し、さらにペアリングを内蔵。
これにより、動作がスムーズかつ摩耗部分が少なくなりました。

また、従来品は首振りが一方向だったのに対し、二方向にした結果、衝撃を吸収しやすくなり、各部品にかかる負担を減らすことに成功しました。

従来品はボールジョイントの摩耗について、分解点検しないと確認できませんでしたが、外側に摩耗限界線(5mm)を設けて、外側から摩耗が確認できるようになりました。

トヨタ生産技術標準 TMS SQ10080n

トヨタ自動車のトヨタ生産技術標準(TMS規格)に弊社製品が登録されました。

トヨタ生産技術標準

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